今年は、本業も含めて「戦略」というものを改めて見直す一年でした。その影響もあって戦略関連の書籍を何冊か読み返す機会を得ました。まぁ、わかったつもりでいたけど全然覚えていない自分というヤツの再発見が最大の収穫だったりました。残念です。
学んだ事は何度も何度も実践してみて自分のものにして行かなくちゃ、本当の血や肉になってこないんですね。「あの話題の本読んだよ」といったってそんなもんです。
学んだ事は何度も何度も実践してみて自分のものにして行かなくちゃ、本当の血や肉になってこないんですね。「あの話題の本読んだよ」といったってそんなもんです。
それでも、読み返してみた本の中で個人クリエイターにも参考になりそうなものがあったので軽くご紹介しておきたいと思います。それは、ガチの芸術家、村上隆氏の「芸術起業論」です。2006年に発行された年に読んだのですが、パンチのある言葉の数々が久々に蘇ってきました。
村上さんがおっしゃっていることの中で、本当にそうだよなと思うのは
「芸術家の目的は作品の換金にある」
という部分。やはり全てはここに行き着きますよね。飯を食うとはそう言う事です。
そして、その目的を達成して行く為に
と戦略の重要性を訴えています。芸術作品はそもそも欧米を中心とした世界で売れなきゃ満足できる利益など獲得できないよ、と。そういった厳しいマーケットで戦っているという理解が前提です。そういう意味でもこの本はまさに芸術家の為の戦略本と言えます。
芸術っていうとなんとなくスノビッシュでアカデミックな雰囲気が漂う日本において、こうやってストレートに言い切るところは見習う必要があるなと思います。
「世界基準の戦略が必要だ」
と戦略の重要性を訴えています。芸術作品はそもそも欧米を中心とした世界で売れなきゃ満足できる利益など獲得できないよ、と。そういった厳しいマーケットで戦っているという理解が前提です。そういう意味でもこの本はまさに芸術家の為の戦略本と言えます。
芸術っていうとなんとなくスノビッシュでアカデミックな雰囲気が漂う日本において、こうやってストレートに言い切るところは見習う必要があるなと思います。
芸術家である村上さんが書いたこの本は、ビジネスそのものの戦略を考える上でも多くの新鮮な気づきをくれました。一方、企業活動の為に書かれた戦略やマーケティング論等も、個人のクリエイターが活用できる考え方やフレームワークが多いよなぁと感じています。
つまり、あるマーケットで競争し顧客に価値を提供して利益をあげてゆく、という目的の達成には企業も個人も戦略の立て方に共通する部分も多いということなのでしょう。
というわけで、村上さんのように”独自の考え方”で成功している人や企業の事例などを研究して、個人クリエイター向けの戦略にあてはめてみる作業は、関連情報の発信と併せてスタンディングアウトでも積極的にとりいれていきたいと考えています。
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